千葉・亀山湖 虫系ワームで最大37cmバス4匹

やったぁ~、4匹目でーす。最後は37センチ。大満足です

<LoVendoЯ岡田万里奈 オカマリの雨のち晴れいっつも釣り!!>

 森の湖へようこそ。「オカマリ」こと歌手岡田万里奈(24)のブラックバス挑戦第2弾は千葉・亀山湖。うっそうと茂った木の枝が湖面にせり出し、若草色で岸際を埋め尽くしている。オカマリの第一声は「マングローブの熱帯雨林みたい」。グリーンモンスターに包まれて、一体どんなバスと出会えるのか?

 あえて自己紹介させていただきますが、私、ガールズバンド「LoVendoЯ(ラベンダー)」でボーカル担当の岡田万里奈と申します。おじいちゃんと父がフライフィッシングが大好きで、その影響もあって、渓流で自分でタイイング(毛バリを巻くこと)したフライを持参して、ヤマメやイワナを釣って喜んでいます。

 でも、バスは先日の山梨・精進湖が初めてで、何とか人生初バスを記録できました。チョー面白いんですけど! バスのいろいろを経験してみたいです。

 そこで、今回は来ちゃいました、か・め・や・ま・こ! 関東地区の大きなバスの釣れる湖というのは、ちょっとリサーチしたんで知ってますよ。「ボートハウス松下」の長男孝介さんに教えてもらいまーす。

 亀山湖って、湖の上にいるのに、森が迫ってくるんです。葉っぱの緑の色が少しずつ違っていて、重なりあって重量感があるんですよ。巨大な飛び出す絵本が葉っぱでつくられているようで、マイナスイオンに体がコーティングされる感じかなぁ。とにかくね、釣りをする前から気持ちいいんです。

 孝介さんのガイドで、虫系ワームをセッティングしてもらいました。虫系? 楕円(だえん)形から不規則に細い足なのか触覚なのかが出ている形状ですね。ゲジゲジとか毛虫とか水の上だからアメンボとか、そんなイメージです。「ヒョイ、っと投げて、水面を(リールで)引いてくると、がばぁ~、ってバスが食いにくる。なかなか優秀なルアーです。これだけ木が多いから亀山湖の定番ですね」と孝介さんが解説してくれました。

 ヒョイ…か。簡単にいうけど、なかなかに難しい。ヒョイのつもりがフワリになって、木の枝に引っ掛かる。枝に絡んでとれなくてボートで近づいて回収。何度かこれの繰り返し。あー、キャストがうまくなりたーい。もう、練習あるのみですね。

 何度かキャストしてコツみたいのはつかめました。湖面に木の枝がかぶさっている隙間は「石投げの要領で湖面にバウンドさせる」(孝介さん)。これもヘタっぴだけど、できるようになりました。

 大きいバスが釣れると評判の月毛沢に移動しました。ここ、スゴい。若草色に包囲されちゃった。もう、虫系を試す宝庫ですよ。1匹目はすぐに釣りあげられました。強い衝撃にアワセを入れたら、ものすごいパワーで反発してくる。手元まできた魚をみて驚きました。27センチだったの。これで40センチとか50センチなんて釣れたらどうなるんだろう。

 その後も孝介さんのガイドでキャストして計4匹、最大で37センチをゲットできました。うーん、バス釣り、とても楽しいです。次回は6月11日からダービー予選の始まる山梨・河口湖に。エントリーしちゃおうかなぁ~♪

▼宿 亀山湖「ボートハウス松下」【電話】0439・39・2926。1人乗りボート料金は2900円、2人乗りは4100円、3人乗り5300円で、それぞれ入漁料(450円)人数分込み。エレキモーターセット3000円、追加バッテリー1000円、レンタルロッド(スピニングリール付き)1000円。27日の予選は、受付午前5時、出舟同6時、帰着&検量午後1時。キーパーサイズは問わず、2匹の重量審査。