北海道・網走市沿岸 「20数年ない」サケ入れ食い

目標を達成して満足顔の武田和利さん(左)と長山一秀さん

<フィッシング道>

近年まれに見るサケの豊漁が続いている道東の網走市沿岸を3日、訪ねた。正午に好ポイントの帽子岩~二つ岩にかけて竿を出したのは札幌の武田和利さん、長山一秀さん、阿部美登利さんの3人。仕掛けを投げると早々にアタリがあり、休む間もなく、次から次と釣り上げていた。

岸寄りした群れと格闘すること3時間、。地元の釣具店も「この20数年、見たことがない」というほどの入れ食いとなり、70~80センチが3人で25匹の成果。餌はカツオが良かったと振り返りながら、クーラーをいっぱいにして切り上げた。

この日、オスザケの方が多かったが、今月後半になるとメスザケが増え、月末迄は2ケタ釣りが見込めるという。【リポーター・藤本康隆=44】