輝け!年間大賞! 第4弾船ブロック・神奈川~静岡

山田拓生さん

とうとう、今年最後を飾る釣り紙面-年間大賞船ブロックの神奈川~静岡編です。いろんな釣りがありました。決して大物とかではありませんが、何度も乗船していただいた釣り人もチャンピオンです。日刊スポーツではどんな釣果よりも「釣りを楽しむ」読者の味方になりたいです。来年もよろしくお願いします。2019年は1月4日付で釣り人・哀川翔の真鶴「八十吉丸」のアマダイで幕開けします。乞うご期待!

【山田拓生さん】東京湾大会覇者 タチウオ1900グラム◆川崎「つり幸」9月22日

「釣り歴は6年です。ちょっと他人とは違うことをやるようになって大きいのが釣れるようになった。ただ、タチウオはそのときによってパターンが違うから、戦略を組み立てるのが楽しい。今年初めて釣り船で100回乗船を果たした。半分以上がタチウオですけどね」

【吉田忍さん、朋子さん】スミイカ夫婦で35匹◆鶴見「新明丸」10月26日

「シャコテンヤのスミイカは今年から初めてハマっちゃいました。この日はアタリが多くて夫婦2人で競うようにサオを上げていたら、こんなに釣れた。新明丸ではフグをやっていたので、底付近の釣りになれていたのが良かったですね」

【岸野正幸さん】年間安定した釣果とマナーの良さ◆新安浦「長谷川丸」

「オマツリ(2人以上の仕掛けが海中で絡むこと)を避けることを心掛けてる。他の釣り人がオマツリだったらほどいてあげる。仲乗りさんレベルですよ(笑い)。最大魚とかサオ頭は狙ってません。そのときの釣りを最大限に楽しみたいですね」

【升谷彰人さん】ルアー船でマダイ7・3キロ◆八景「太田屋」3月4日

「ルアーで青物を狙ってたんスよね。そうしたらガツン。マダイでびっくりした。でも、船酔い中だったので素直に喜べる状態ではなかった。でも、釣りは仲間と楽しく、ですね」

【遠藤剛生さん】アジ113匹(18~25センチ)◆根岸「つり孝」10月16日

「つり孝には5年ぐらい。それまで相模湾に通っていたんだけど、日刊をみて行くようになった。湯川船長がいろいろアドバイスしてくれて、その通りにやったら釣れるようになった。この113匹はご近所と友だちに配って、残りは干物にしておいしくいただきました」

【千葉徹さん】年間通して優秀な釣果◆山下橋「広島屋」

「アジは夏場に束でましたね。手返しよく、仕掛けにこだわらずがポイント。キスは夏でも70~80匹は釣れていた。いるんですよ。キスの場合、キャストして強めに引きずって、その日のパターンがあるので、そこを早くつかむ。それと大事なのは水の中を思い浮かべてサオを握っているか、ですね」

【新川一彦さん】年間通しマダイ&タチウオで好成績◆久里浜「大正丸」

「大正丸に通って今年が節目の10年。その年に年間大賞を取れてうれしい。釣行は自分なりにデータ化して携帯電話で管理している。同じ失敗は繰り返したくないので後悔しないように。大正丸は船長や常連さんがいろいろ教えてくれるからいいですね。タチウオはまだ2年目なので、もっといろいろできそうです」

【山崎智宙さん】エビングのキハダマグロ33キロ◆小田原「弘美丸」

「災い転じて福となる。福岡でヒラマサを釣る気満々だったのが台風でつぶれて、弘美丸に乗ったらこの33キロが釣れた。あきらめたら試合終了ですもんね」

【小川泰子さん】ヤリイカ59匹◆腰越「森健丸」9月24日

「プラヅノ11センチの直結で乗りました。仕掛けにはこだわりはないですね。釣れたヤリイカを泳がせにして、70キロのイシナギが釣れたこともありますね」

【井上俊介さん】年間通して釣りを楽しんでおられて、この方に贈りたいです◆真鶴「八十吉丸」

「根魚専門です。仕掛けやエサはいろいろ追究しているので、釣れるんだと思います。釣りすぎたときに奥さんから、自然保護の観点からどうなのか、と怒られちゃったりする。釣果は行きつけの店とか友だちにあげてますね」

【黒岩彰さん】年間通していい釣りしました◆毘沙門「新店丸」

「船長がいつも仕掛けはシンプルが一番、って。その通りなんですよ。楽しく釣ることが目標なので、隣の人には必ずあいさつしたり、釣れてない人には仕掛けを教えてあげたり、お互い気持ちよく釣りたいですね」

【前頭平次郎さん】年間通して最も釣れた◆長井漆山「すえじ丸」

「ヤリイカは難しい。同じ船でも釣り座によって釣果は変わる。たくさん釣るにはよく行くこと。ベテランさんのアドバイスも重要だけど、釣れるには偶然、ってこともあるんです」

【神成勝さん】年間を通して好成績◆戸田「たか丸」

「何しろね、船長やおかみさん、息子船長の気持ちがいい。船長の家族に会いにいくようなもんですね」

【河添達良さん】年間を通して好成績◆清水「原金つり船」

「釣り歴は40年。今年は50センチ超のデカいのが釣れたね。船長のアドバイスのおかげだよ」

【高山松さん】ヒラマサ11キロ◆御前崎「博栄丸」8月1日

「金洲遠征でした。これまでのヒラマサは5キロ。すごい引き味だったんでモロコと勘違いした」

【岡部雄三さん】年間を通して好成績◆田子の浦「海渡」

「海渡に通って2年半。考えた戦略が当たってサオがズシン-これがたまらない。海渡は船がきれいなのもいいですね」

【石川武さん】シロアマダイ55センチ、2・22キロ◆大井川港「海政丸」2月22日

「意外とアタリは小さかったねえ。望月船長との相性がよくて、通い始めてもう25年になりますね」

【佐田直哉さん】マダイ8・74キロ◆久料「魚磯丸」4月10日

「2キロぐらいまでしか釣った経験がないので、うれしいというよりも緊張していました」

【藤井智彦さん】マダイ6・5キロ◆安良里「ふじなみ丸」5月1日

「自己記録。引きの感覚が釣りのだいごみ。さすがにこのタイはなかなかあがってこなくて苦戦しましたね」

【宮崎彰夫さん】年間を通して好成績◆須崎「静栄丸」

「マダイ大会で3位に入れた。過去に優勝、準優勝、4位があるから、これで全部そろった」

【鈴木紀勝さん】マダイ7・05キロ◆手石「米丸」5月25日

「大賞は3度目。前日に釣れていたワラサかなと思ったら、赤くてビックリ。船長が学生のころから通ってるけど、ここの海は来るたびに面白いよ」

【倉持昌尚さん】ヒラメ6・2キロ◆伊東「妙法丸」2月17日

「身の厚いヒラメでエンガワを塩焼きにして食べたら…あまりにおいしくて、ため息がもれました」

【原勝也さん】カワハギ大会2連覇◆熱海「喜久丸」11月18日

「釣ったカワハギはキモあえやカルパッチョにして食べますね」