ツリジョ利水つばさ、餌木マダコ釣りでコツつかんだ!「タコ釣りは迷わず巻くのが大切」

後半のつ~ちゃんが船中第1号! うれしさを爆発させる利水つばさ

ツリジョモデルの“つ~ちゃん”こと利水つばさが、神奈川・鶴見「新明丸」(新名利勝船主=67)で餌木マダコ釣りに挑戦した。新明丸のマダコ釣りは餌木もテンヤもOK。つ~ちゃんは餌木を選択した。折しも台風8号が関東地方に接近する直前ということもあって、厳しい状況が予想されたが、久しぶりの釣行ということからワクワクが止まらないつ~ちゃん。果たして、タコはゲットできたのか?

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出船前、雲行きが怪しくなった。乗船し出発を待っていると、激しい雨に襲われた。自らをプリントした新作Tシャツで挑んだが、「おろして10分でビシャビシャ…」と嘆いた。昨年7月、マゴチ釣りで同船に乗船した際も豪雨。「あのときは本当に寒くて、唇が紫色になるほどでした。でも、船長(新明慶樹)さんが優しかったので、楽しかった印象しか残っていません」と振り返った。「餌木は2年ほど前に1度だけあります。そのときは5時間くらい釣れなくて、『タコのことが好きだ~』と『世界の中心で愛を叫ぶ』のように叫んだら釣れたんです(笑い)。そのときの餌木は、今日も持ってきています」。そんな話をしていると雨がやんだ。ツリジョのワクワクは雨雲も吹き飛ばした。

「1週間ほど前から青潮が入ってしまい、海がバスクリンのような色になってしまった。それで(海中が)酸欠になり、タコが海面を泳いでいたくらいです」と高橋英夫船長(52)。この日は、潮のいい場所を求め、1時間ほどの移動を余儀なくされた。

2年前にマダコを乗せたエース餌木は温存。まずは高橋船長オススメのピンクヘッドに緑&黒ボディーと赤ヘッドに白ボディーの餌木をチョイス。そこに、アピール用に銀色のヒラヒラも付けた。通常はオモリ30号推奨だが、この日は「潮が速いので40号でいきましょう」の高橋船長アドバイスに従った。底を狙うマダコは、着底が分からないと釣りにならないからだ。

餌木もテンヤも、基本的な釣り方は変わらない。オモリが着底したら糸フケを取り、ひたすら海底を小突いてアピールするのみだ。自称“後半のつ~ちゃん”だが、この日は違った。開始わずか10分ほどで「乗ったかも?」とリールを巻き始めた。「うわ~、重い! 根掛かりかな?」と半信半疑。助けを請うように操舵(そうだ)室の高橋船長に視線を送る。「乗っている! テンション掛けて巻いて!」で海面まで巻き上げると、そこにはマダコの姿。一気に引き抜き、見事船中1匹目をゲット。0・8キロとまずまずの良型だった。

だが、上げてからが一苦労。うごめくタコに「怖い、どうしよう…」と手を出せずにいると、隣の常連客が餌木からタコを外してくれた。しかし、タコも常連客の手に巻き付いて抵抗。まるでホラー映画のようなシーンとなった。“後半のつ~ちゃん”が船中第1号。「高橋船長から『台風の影響で後半は条件が悪くなっていくだろうから、前半から』と言われていたので、釣れて良かったです」。

高橋船長の読み通り午後1時以降は風が強くなり、立っているのもままならない状態となった。そんな中でも、エース餌木の投入や、この日のために用意したタコ釣り用グッズを駆使し、最後の最後まで諦めることなく小突き続けた。しかし、無情にも2匹目は現れず、「両思いになれませんでした」と悔しがった。「タコ釣りは迷わず巻くのが大切ですね」と自分なりのコツはつかんだようだ。

この日は条件が悪く、船全体が渋め。サオ頭はつ~ちゃんを助けてくれた常連客のテンヤで9匹。餌木のトップは3匹。最大はテンヤで1・2キロとなった。高橋船長は「青潮の影響で今日も厳しかったけど、潮は徐々に回復しています。今後に期待です」と話した。 今年のタコは好乗り中だが、新明丸では9月いっぱいまで楽しめる。食べておいしく、低カロリー&低糖質かつビタミンやタウリンも豊富。しかも、自分で釣ったとなれば、その味も倍増。釣るしかないでしょう! 【川田和博】

 

◇高橋船長に、餌木マダコの基本的な釣り方を聞いた。

▼餌木とテンヤ どちらが有利とかはないけど、小さいのが多いときはテンヤの方が乗りやすいかもしれない。

▼底狙い 基本は底狙い。テンションを変えて、餌木がまた動き出すような間を持たせて、根気よく小突く。シェイクしていると餌木が底の方に下がるので、1回1回餌木の分ほど持ち上げて落とす。

▼落とし込み タコも他の魚と同様に上から落ちてくる餌を見ているので、たまに餌木を上げてタコの視界から消し、再度落とし直すのも有効。

▼アワセ 魚のようなアタリはない。タコが触手で触る感覚(前乗り)を感じ取るしかない。前乗りを感じたら、即アワセは厳禁。タコが餌木を抱く間を与えて、乗ったと思ったらアワセを入れるか、そのままリールを巻く。

▼根掛かり 底を小突いてコツコツと硬めだったら、1~2回巻くといい。なるべく船下を攻めると、根掛かりしても外しやすい。餌木を投げて横引きすると根掛かりしやすい。根掛かりしてしまったら必ず(リールの)クラッチを切って、うちは棒を用意しているので、ラインを棒に巻き付けて、引っ張って外す。

 

▼鶴見「新明丸」電話090・4600・1225。集合午前7時、出船午前7時30分で納竿午後3時の1日船。テンヤ(餌付き)、餌木ともに9500円。テンヤのレンタル(有料)あり。餌木はロッド、タコ餌木のレンタルがないため各自で用意。この時季は、フグ、マゴチも出船。※釣り物や料金は電話でご確認下さい。

■日刊スポーツ共栄会でマダコと釣りが楽しめる船宿▼大原「力漁丸」電話0470・62・0575▼富津「みや川丸」電話0439・87・4137▼千葉寒川「小峯丸」電話043・222・6557▼川崎「つり幸」電話044・266・3189▼八景「太田屋」電話045・782・4657