演歌歌手出光仁美(38)が11日、長野・諏訪湖レジャーセンター(中澤隆志店主)のドーム船で、ワカサギ釣りに初挑戦した。
午前6時。待ち合わせのホテルのロビーには、緑色の物体が座っていた。「まさか…」。なんと、それが出光だった。緑色の全身タイツ姿で、背中には亀の甲羅のリュックサック。出光はリクガメを愛するあまりに、自ら亀のコスプレで登場したのだ。「これが私の戦闘服ですから!」。そこまで言われたら、止めるわけにはいかない。だが、この時点で気温2度。ホテルを出ると、寒さで体が縮こまったのだった。
そのまま諏訪湖レジャーセンターに移動。亀のコスプレ姿で現れた出光に、スタッフの藤森邦夫さん(70)は絶句。だが、冷静に「寒いので何か羽織ってくださいね」と対応した。
「諏訪湖は水深が浅いので比較的釣りやい湖です」と藤森さん。「タナは大体4~5メートルの底なので、オモリが着底したら、そのままをキープしてください。食いが悪いなと思ったら誘いますが、底から10センチくらいオモリを上げて、ゆっくり下ろしてみてください。アタリが来たら、ゆっくりサオを上に上げて仕かけを手繰って取り込みましょう」と説明。また、「大切なのは餌付け。紅サシをチョン掛けですが、必ず針の先を出してください。付け替えタイミングは、紅サシの色が落ちてしまったらか、目安として20分使ったらです」と基本的な釣り方をレクチャーした。
出光の第一投目。オモリが底に着いた直後にサオ先がプルプルと震えた。「トゥルントルゥンと来とる!」。ゆっくりサオを上げると、そこには5センチほどの小さなワカサギ。「ついとる、ついとる!」。記念すべき初ワカサギをゲットした瞬間だった。
その後、ダブル、トリプル等でツ抜け達成。20匹あたりまでは順調に数を伸ばした。だが、周りが確実にアタリをモノにし数を伸ばす中、出光のサオにはアタリこそあるが、食い込みがいまひとつの状態が続いた。すると、「餌付けの頻度が上がるけど、紅サシを半分に切るといいですよ」と藤森さん。早速試す出光だったが、「なんか、ぬるぬるする」。だが、これが功を奏した。なんと、5本針の4本に食いつく結果となった。「すごい! ネックレスみたいですよね」と首の周りにはあててはしゃいだ。
結局、正午までの5時間で44匹をゲット。「朝方一気に釣れたけど、中盤から食いが渋くなった。渋くなったときの誘い方とか、アタリが来たときの乗せ方がイマイチでしたが、楽しかった。また、挑戦したい!」とご満悦。藤森さんも「初めてとのことだったので、10匹釣れればと思ったけど、40匹超えた。今日はベタナギになってしまい、食いもいまひとつの状況でしたが、その中で40匹超えは立派です」。
「今年は型が小さく5~12センチくらいが多い。食べておいしいのは小さい方だけど、釣り的には大きい方が引きも強いですよね」と藤森さん。「今はまだドーム船の外の方が釣れていますが、20日過ぎあたりからは、ドーム船の下にワカサギが集まり、中での穴釣りもできると思います」と続けた。
諏訪湖レジャーセンターはライフジャケットはもちろん、釣り道具のフルレンタルも可能。つまり、手ぶらでの釣行も可能だ。本格派から初心者まで楽しめるのが魅力だ。
この日の模様は近日、日刊スポーツ釣り面(関東版)およびユーチューブ動画「ニッカン釣りちゃん」で公開予定。