★脳血管性の認知症
脳血管に動脈硬化がおき、脳の細胞に十分な血液が至らなくなって脳機能の働きが落ちていく。それを脳血管性の認知症といいます。
糖尿病と高血圧が引き金になっていることが多いので、健診を受けて糖尿病や高血圧になっていないかチェックしておきましょう。
★簡単にできる脳血管性認知症チェック
(1)段取りが悪くなり仕事や家事の効率が下がったような気がする。
(2)物忘れが増えたが、ヒントがあれば思い出せるし、自分が忘れてしまったことを自覚している。
(3)動作がゆっくりになったような気がする。または人から指摘される。
(4)人と話をしたくなくなったり、言葉がスムーズに出てこなくなったりする。
(5)やる気や活気がなくなる。
(6)急に泣いたり怒ったり笑ったり、感情がコントロールしにくい。
★糖尿病は認知症になりやすい
自分は、糖尿病になる遺伝的リスクを持っている可能性があると思い、血糖値のチェックは常にしています。今の所、血糖値は正常です。第1回に書いたように、遺伝子のメチル化が成功していると思います。
糖尿病の人は、正常な血糖値を持つ人に比べ、アルツハイマー病になるリスクが2・1倍、血管性認知症になるリスクが1・8倍高くなるといわれています。
★野菜ジュースがいい
ぼくは、動脈硬化予防のため、野菜をたくさんとります。1日400グラムが目標。毎朝の野菜ジュースで250グラム摂取。あとはサラダと煮物です。これで体重を9キロ落としました。
次回は、鎌田がどうやってダイエットに成功したかお教えします。