「鎌田式 究極の若返り健康術」<5>
毎日の食事は、健康で生きるための基本。とりわけタンパク質は、筋肉の材料になったり、血糖値を下げたり、元気な体づくりに欠かせません。
疲れやすさは「タンパク不足」が原因かも
ぼくはこれまで、健康・長生きのための方法を幅広く提案してきましたが、そのど真ん中にあるのが「食事」。とりわけタンパク質は、筋肉の材料になったり、血糖値を下げたり、元気な体づくりに欠かせません。
40歳を過ぎると、毎年1%ずつ筋肉が減っていくといわれています。筋肉は体を動かすだけでなく、集中力などの脳の働きにも関わります。40代、50代になって、「最近、疲れやすい」「集中力が落ちた」「仕事のパフォーマンスが上がらない」と感じる人は、タンパク質が足りていないのかもしれません。
介護保険の世話にならないために
また、高齢者にとって怖いのが、タンパク質不足によるフレイルです。フレイルとは、筋肉のおとろえにより心身の働きが弱くなった「虚弱」の状態。これが将来介護保険のお世話になる原因の一番なのです。
とくに女性はフレイルの割合が高いため、筋肉の材料であるタンパク質を積極的にとる必要があります。もちろん、若い世代や子どもの体づくりにも欠かせません。
ただし、やみくもにタンパク質をとっても、余分なものとして体の外に排出されてしまうだけ。次回以降、より効率的なタンパク質のとり方について、お話ししていきます。