タンパクファーストでいこう/医師で作家・鎌田實の「鎌田式 究極の若返り健康術」

健康連載 鎌田式究極の若返り健康術

「鎌田式 究極の若返り健康術」<7>

食事のときに、最初に野菜を食べることを「べジファースト」といいます。まず食物繊維をとることで糖の吸収をおさえ、血糖値の上昇を防ぐことができ、食欲をおさえることもできるという考え方です。

ただし、鎌田式はちょっと違う。先に食物繊維をたっぷりとると、タンパク質の吸収までおさえてしまうことがあります。

タンパクファーストがいい理由

そこで提案したいのが「タンパクファースト」。タンパク質にも、食物繊維と同じように血糖値の上昇をおさえる効果があることがわかっています。肉や魚などの主菜を先に食べ、そのときにサラダなどの副菜も一緒に食べれば、血糖値の上昇をおさえ、タンパク質もしっかりとれます。

主食は最後。「カーボラスト」

ごはんやパン、麺類などの主食を食べるのはそのあと。カーボ=炭水化物を最後に食べるから「カーボラスト」といい、最近では「べジファースト」以上に大切といわれています。

血糖値スパイクを防ぐ

「タンパクファースト」で肉や魚を最初に食べ、「カーボラスト」で最後に主食。食べる順番を変えるだけで、血糖値が安定し、食後に血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」の予防になります。血糖値スパイクは、血管を傷つけ、慢性炎症の原因になり、さまざまな疾患を引き起こします。

血糖値が安定すれば、空腹を感じにくくなり、メタボ予防にも効果的。さらに、集中力が増して仕事や家事の効率アップも期待できるなど、いいことだらけです。