「鎌田式 究極の若返り健康術」<10>
ぼくは毎日、朝食を午前7時半頃にとります。夕食は午後5時半頃。それ以降は翌朝の朝食まで、いっさい食べ物を口にしません。
1日の中で「食べない時間」をつくること、体をほどほどの「軽い飢餓状態」にすることで、「オートファジー」という機能が働きはじめるからです。
「オートファジー」で細胞をリサイクル
人間の細胞には、いらなくなった物質をエネルギーとしてリサイクルする仕組みが備わっていて、細胞が自らの一部を分解することから「オート=自ら」「ファジー=食べる」と呼ばれています。
このオートファジーが活発になることで、免疫力がアップしたり、老化を予防したり、アルツハイマー病の原因となるタンパク質・アミロイドβを減らす働きもあるといわれています。
サラリーマンも夕食はできるだけ午後7~9時くらいまでにすませて、翌朝まで10時間以上絶食時間を確保すること。10時間ほど栄養がとだえると、ブドウ糖を使い切って脂肪燃焼がはじまるのです。
ミニ断食といって、16時間にこだわる人もいますが、がんばらない鎌田は「ずぼら断食」。10時間でもOK。
オートファジーを進めてくれる栄養素は、納豆のスペルミジン、赤ワインなどで有名なレスべラトロール、それにサーモンやキンメダイなどの赤い色素・アスタキサンチンなどがあります。
ぼくはこれで、80キロあった体重が、どんなに食べても72キロを維持できています。どんなに食べても太らない食べ方があるのです。