「鎌田式 究極の若返り健康術」<18>
卵白はタンパク質で構成されています。卵黄はタンパク質、ビタミンA・E・B群、レシチンやコリンなどが含まれています。
・脳を活性化
レシチンとコリンは、脳神経伝達物質であるアセチルコリンの材料になり、認知機能の低下を防いでくれます。卵に含まれている必須アミノ酸の中のメチオニンも、脳の神経伝達物質の材料になり、認知機能の低下を防いだり、うつ病の改善をしてくれると言われています。脳に効く食べ物をブレインフードと言います。卵はブレインフードの王様なのです。
・コレステロールの心配しなくていい
1個50グラムの卵で、コレステロールが約210ミリグラム。コレステロールが多いのです。そのため日本では、コレステロールの高い人は1日おきに1個ぐらいにしましょうなんて言われていました。
ぼくは長野県の病院に赴任して、50年前から健康づくり運動をやってきました。海のない長野県でタンパク質不足が起きていました。卵が好きな人は、2個でも3個でも食べましょうと勧め、自分自身も卵をしっかり食べるような生活習慣をつけてきました。
卵を1日に数個食べても、血液中の悪玉コレステロールは多くの場合上がらないことを確認してきました。
家族性高脂血症という稀な病気のある人は、食べ物とあまり関係ないと言われているので、同様に卵のことを気にする必要はありません。卵は積極的に食べても安心なのです。