「鎌田式 究極の若返り健康術」<24>
いくつになってもスタスタ歩ける骨をつくるには、カルシウムだけでなく、ビタミンDやビタミンKを一緒にとることが欠かせません。
ビタミンDには腸管でのカルシウムの吸収率をアップさせる働きがあるし、ビタミンKは骨をつくる骨芽(こつが)細胞を活発にし、骨をこわす破骨細胞の働きをおさえてくれます。
ビタミンDが多いのは、魚やきのこなど。ビタミンKは、海藻類や発酵食品に多く、納豆はダントツです。
・栄養の王様「納豆」
すべての栄養成分が完全に納まっているから「納豆」と呼ばれるようになったという説もあるほど、納豆は栄養たっぷり。
原料の大豆は「畑の肉」と呼ばれ、タンパク質も豊富ですが、実は認知症予防にも有効です。
認知症の原因のひとつが脳内神経伝達物質の「アセチルコリン」の減少です。大豆にふくまれる大豆レシチンは、このアセチルコリンの材料となることが知られています。
加えて、糖質の過剰な吸収を防ぐ大豆サポニン、エネルギーをつくるビタミンB1、がんや生活習慣病予防に効果のあるイソフラボンも含まれています。さらに納豆には、ねばねば成分のナットウキナーゼがふくまれています。これは血液をサラサラにし、高血圧やメタボの撃退に一役買う栄養素。
発酵食品の納豆は、もちろん腸活にも最適。納豆菌は胃酸に強く、生きたまま腸に届くといわれています。