鎌田式「死ぬときに後悔しない生き方」<24>
2024年9月に放送されたテレビ朝日系列の「林修の今知りたいでしょ! スペシャル」に出演しました。芸能人や文化人、アスリートの朝食を、鎌田が“診断”するというバラエティー番組です。健康食材として、高野豆腐、納豆、ブロッコリーなどベスト15をあげていますが、なかでもおすすめしたのが卵です。80歳を過ぎてフレイル(虚弱)になって死ぬ前に後悔しないように、タンパク質のタン活が大事なのです。
【手軽に栄養をとれる優れもの】
卵のいい点は、身近な食材で、料理が苦手な人でも手軽に食べやすいこと。そして、なんといっても、栄養価が高いことです。質の高いタンパク質がとれ、脳の健康にもいい成分が含まれています。
卵には、9種の必須アミノ酸がバランスよく含まれています。必須アミノ酸は体内でタンパク質に合成されますが、タンパク質を効率よく合成するには、必須アミノ酸のバランスが大事なのです。
【筋肉をつくるには卵が最高】
なかでもバリン、ロイシン、イソロイシンという必須アミノ酸は3つまとめてBCAAと呼ばれ、筋肉を効果的に増やすには一日8~16グラムのBCAAをとるのがいいと言われています。卵を3個とれば、1日の最低限の8グラムのBCAAを確保できるのです。
BCAAを多く含む食品にはまぐろの赤身、かつお、あじ、さんま、鶏胸肉などがあります。できるだけ多くの食品からとるのが望ましいのですが、「今日は足りないな」というときに、卵はいい助っ人になるでしょう。