鎌田式「死ぬときに後悔しない生き方」<31>
介護を受ける大きな原因に脳卒中や認知症があるが、もっと怖いのはフレイル(虚弱)です。65歳以上の人でフレイルは8・7%。プレフレイル(フレイルの前段階)はなんと40%と言われています。介護保険を必要とする予備軍ということです。
介護が必要になれば平均5年1カ月、介護保険を利用しながら生きることになります。死ぬときに後悔しないためにはどうしたらいいのかを考えました。
【最強の朝飯】
健康づくりの中で、「朝飯が大事」とずっと言い続けてきたところ、テレビ朝日の「林修の今知りたいでしょ!」に呼ばれ、“長野県を長寿県に導いた名医が選ぶ!「最強の朝メシ」”という特集が組まれるようになりました。
春から初夏のこの季節に、朝メシで取ってもらいたいものは、わかめ、春キャベツ、新玉ネギ、それにブロッコリー。卵や納豆などもお勧めです。
朝食を食べることで、胃や腸の時差ボケを減らしてくれる。朝太陽にあたることで、体内時計のリセットがされ、血圧や体温の一日の正しいリズムがリセットされます。現代人は、夜型生活をする人や多様なシフトワークの人も多く、体内時計が乱れがち。その結果、肥満や高血圧、糖尿病、不眠、うつ、がんなどの病気も増える。
まずは、前回お話しした「朝タン、朝ベジ、朝トレ」の3つの朝習慣を取り入れて、体内時計をリセットしながら、体内時計に合った食べ方や運動を実行しましょう