鎌田式『百年健康』のつくり方<2>
「百年健康」とは、命の長さを目指しているのではない。80歳まで生きたら、ピンピン元気に好きなゴルフやスキー、ドライブができる。90歳まで生きたら、外食したり、年に1回くらいは温泉旅行に行ける。100歳まで生きたら、日帰り温泉に行ける。
100年健康でいるためには、坂道を登っても息切れしない、しっかりとした心機能が大切。ぼくは心房細動があり、カテーテルでアブレーション治療を行った。幸い器質的心疾患はなく、息切れや浮腫などの心不全の症状もない。慢性心不全のステージAと言われている。難治性の心不全になるとステージDになる。
高血圧と糖尿病に注意
一時、血圧も高かった。肥満や高血圧はリスクファクターになるので注意するように言われている。
スポーツジムで85キロのバーベルを担いだり、スキーは1シーズン70日滑る。かなりむちゃなことをしているので、脳梗塞(こうそく)を防ぐために血液をサラサラにする薬と抗不整脈剤の処方を、予防的に受けている。
実の父親は重い糖尿病だったようだ。遺伝している可能性もあるので、糖尿病のチェックはときどき行っている。一時期血糖値が高いことがあったが、今のところ正常に戻っている。
長寿に関係する慢性炎症
「百年健康」のためには、体の炎症がじわじわと長期にわたって持続する「慢性炎症」を抑えることが大事。炎症の状態を知るためには血液検査が有効で、CRP(C反応性タンパク質)やIL-6(インターロイキン6)の値が高くないことが重要だ。慢性炎症を防ぐためには、運動することと野菜1日350グラムを取ることである。