「貯金より貯筋」 鎌田式筋肉鍋を紹介/医師で作家・鎌田實氏

健康連載「鎌田式『百年健康』のつくり方」

鎌田式『百年健康』のつくり方<25>

「貯金より貯筋」と言って筋肉にこだわってきた。90歳の壁をピンピン超えるために、大事なのは筋肉。高齢になっても日帰り温泉に行ったり、レストランで好きなものを食べたりするには、筋肉がどうしても必要。百年健康の要は筋肉なのだ。そこでオススメするのは、テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ」でも紹介した、鎌田式筋肉鍋。

鶏むね肉のミンチ

鶏むね肉には、筋肉にとって大切なアミノ酸が豊富に含まれている。まずBCAA。バリン、ロイシン、イソロイシンという3つの必須アミノで、筋肉のエネルギー源となる。そして、イミダペプチド。これは、長時間運動するために必要な成分で、疲労回復効果にすぐれている。渡り鳥が長く羽ばたき続け遠くへ飛んでいけるのは、イミダペプチドを豊富に含んでいるため。マグロなどの長距離を泳ぎ続ける魚にも、イミダペプチドが含まれている。アンチエイジング効果も高い。

豚バラ肉

豚バラ肉はビタミンB群が多く含まれいて、糖質代謝と脂質分解を促してくれる。筋肉の合成を助け、運動する際に重要な働きをしてくれる。

鶏と豚の上に、さらに高野豆腐を入れる。たんぱく質の塊である。最近はボディビルダーも注目の食品だ。植物性のたんぱく質で、カキの次くらいに亜鉛含有量が多い。免疫力を上げ、細胞の若返りを促してくれる。鉄分、カルシウム、ミネラルも多い。さらにレジスタントタンパクがコレステロールや血糖値を下げてくれるすぐれものである。

あとは、好きな野菜をたっぷり入れたら、鎌田式筋肉鍋のできあがり。おためしあれ。