面白いことに挑戦し続ける/医師で作家・鎌田實氏

健康連載「鎌田式『百年健康』のつくり方」

鎌田式『百年健康』のつくり方<49>

将来もし介護保険の世話になるという時には、まず一番軽い「要支援」の認定をもらう。「要支援」から「要介護2」くらいまでは、工夫すればひとりで外出も可能。介護保険のお世話になったらもう終わりというわけではないのだ。「百年健康」を作っていくためには、介護認定を受けても、動き続けることが大事だ。

デイサービスラスベガス

最近は、デイサービスやデイケアの充実ぶりも素晴らしい。リハビリのため高齢者用マシンが設置されているところも増え、スポーツジムのように筋力トレーニングができる。マージャン、囲碁、パチンコ台まで置かれている施設もあり、ラスベガスさながらである。デイサービスで童謡なんか歌ってなんていられないというやんちゃなおじいちゃんたちは、カラオケでのど自慢を繰り広げている。

クッキングスタジオ

最近、面白い認知症デイサービスの施設を訪れた。「七色クッキングスタジオ」。シェフの指導の下、介護職員のサポートを受けながら、みんなで料理に挑戦する。ぼくが行った時のメニューはなんと、「豚肉とキャベツのオーブン焼き、ブロッコリーのガレット、さつまいものスティックフライ、たらとマッシュルームのリゾット、野菜のスープ」。施設内の雰囲気もよく、まるでイタリアンレストランのようだった。

費用は1回450円程度の参加費と、材料費1800円。午前の部ではみんなで昼食として食べ、午後の部では持ち帰って家族と夕飯に食べるという。

「百年健康」を守るためには、病気や障害があってもあきらめず、面白いことを見つけて挑戦していくことが大事です。