<北京オリンピック(五輪):カーリング・日本8-6スイス>◇女子準決勝◇18日◇国家水泳センター
日本代表のロコ・ソラーレが世界王者スイスとの準決勝を8-6で制して決勝進出を決めた。初の銀メダル以上となり、18年平昌五輪の銅メダルに続く2大会連続の表彰台も決めた。
【カーリング】ロコ・ソラーレ、メダル確定 準決勝スイスに雪辱/ライブ詳細>>
前日の1次リーグ最終第9戦では4ー8で敗れた世界王者との再戦。第4エンド(E)に今大会初の4点を挙げるビッグエンドを作ると、後半はしのぐ展開。スキップ藤沢五月のスーパーショットも目立ったが、支えたのはリードの吉田夕梨花の正確無比なショットだった。
この日のショット成功率は99パーセント。「今日は昨日よりもいい試合ができたとホッとしています。やるべき準備をすれば、強いゲームができる。自信を取り戻している最中です」と笑顔をみせた。
リードは用意された8つの石で、最も難しい石を投げる事が多い。操りやすい石を最後に得点を決める選手が投げた方がいいためで、吉田は常にその役割を担ってきた。
その得意技は通称「ゆりかタイム」。両チームの5投目まではガードの石をはじき出してはいけないルールがある。そこで、作戦の邪魔になる石をウィック(ガードをずらす技)と呼ばれる技でずらすことで、はじき出さずに攻めやすくする。
この日は6-5と追い上げられた第8Eで2回、最終第10Eでも2回、計4回も難しいショットを決めた。
4年前は決勝は観客席で見ていた。そこに今度は自分が立つ。「確実に違うなと思っているのは、さらに楽しくなって、ここにいる。五輪なんで、楽しんだ人が強いと思って、ここに戻ってきたので、その通りだな」。実感を込めた。20日の英国との決勝戦でも、ショットを決めきる。
◆吉田夕梨花(よしだ・ゆりか)1993年(平5)7月7日、北海道北見市生まれ。医療法人美久会。5歳から競技を始めた。性格はきちょうめんでコツコツ派。ロコ・ソラーレの結成当時からのメンバーで、当時は17歳だった。リードは14-15年シーズンから。座右の銘は「継続は力なり」。愛称「ゆり」。152センチ。