【フィギュア】鍵山優真はSP108・12点で2位 自己ベスト超え笑顔はじけた

フィギュアスケート、男子SPの演技を終え、ガッツポーズを見せる鍵山(撮影・菅敏)

<北京オリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇8日◇首都体育館◇男子ショートプログラム(SP)

初出場の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ/星槎)が108・12点をマークし2位となった。

自己ベストは、同じく初出場で銀メダルに輝いた21年世界選手権の100・96点だった。

2日前には歴史を塗り替えた。日本フィギュア界史上最年少メダリストになっていた。団体戦の男子フリー1位で日本初の銅メダル獲得に貢献。14年ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(19歳2カ月)や10年バンクーバー五輪女子銀メダルの浅田真央(19歳5カ月)より若い「18歳9カ月」で五輪の表彰台に立った。

その演技では、フリーの今季世界最高208・94点をマーク。歴代でも米国のネーサン・チェン、羽生に続く200点超えの世界に足を踏み入れた。この個人戦でも金メダルを争える立場に昇格。中1日の過密日程で迎えたSPだった。

父親は92年アルベールビル、94年リレハンメル五輪に出場した正和コーチ(50)。柔らかい膝を譲り受けて20年ユース五輪では個人戦で金メダル、混合団体戦で銀メダル。2冠を獲得した。シニアの、世界最高峰の五輪でも快挙なるか注目される新鋭だ。【木下淳】