<フィギュアスケート:北京オリンピック(五輪)>◇13日◇首都体育館◇女子公式練習
15日にショートプログラム(SP)を控えたロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)が、ドーピング違反による騒動後、初の肉声を発した。午前7時35分(日本時間同8時35分)から35分間の練習後、日本メディアの前を「グッドモーニング」と笑顔で通り過ぎた。
練習ではSP曲をかけての通しで、両手を上げてのトリプルアクセル(3回転半)、フリップ-トーループの連続3回転、ルッツ-トーループの連続3回転とジャンプ全てに成功。その後は4回転トーループからの3連続ジャンプなどを披露し、充実した調整となった。
ワリエワは北京五輪代表を決める試合の1つだったロシア選手権(サンクトペテルブルク)で昨年12月25日に採取された検体から、持久力向上の効果があるとされる禁止薬物トリメタジジンが検出された。
検査結果は北京五輪団体戦金メダル獲得後の2月8日に判明し、即時の暫定資格停止処分を受け、北京五輪を含む全てのスポーツ大会への参加が禁止された。
だが、ワリエワ側が翌9日にロシア・アンチ・ドーピング機構(RUSADA)に異議を申し立て、同日夜に暫定資格停止処分の解除が決定。それを不服とし、国際オリンピック委員会(IOC)と世界反ドーピング機関(WADA)がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴している。
CASは個人種目への出場可否に関する裁定が14日午後になると発表している。