フィギュアスケート混合団体で銀メダルを獲得した米国の選手たちが、メダルを持って母国に帰りたいと希望していることがわかった。ロイター通信が17日、報じた。
同種目はロシア・オリンピック委員会(ROC)が優勝。米国が2位、日本は3位に入った。だがROCのワリエワにドーピング違反が発覚し、現在までメダル授与式が行われておらず、現時点で大会中にメダルが渡される予定もない。
【フィギュア】坂本花織メダル挑戦!ワリエワ最終25番/女子フリー速報>
そんな中、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)のサラ・ハーシュランドCEOが「我々のメダル授与式についての立場はこれまでと同様です。選手たちはメダルを家に持って帰りたいと意思表示しています。現時点では銀メダルです」と話したという。
【フィギュア】ワリエワ、坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜ら出場/女子フリー写真特集>>
さらに同CEOは「本当にフラストレーションがたまる難しい状況だと思います。アスリートにとってフェアじゃない状況です。それは私たちの国の選手にとってというだけでなく、競技の清廉性が損なわれないと期待してここにやってきたすべての選手にとってです。選手たちにメダルを与えなかったのは正しくないと思います」と続けた。
国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長はこれより前に、IOCのバッハ会長が米国フィギュアスケートチームの選手たちと会談したと明かしていた。
ハーシュランドCEOは「選手たちを本当に誇りに思います。彼らは(バッハ会長との会談で)生産的で建設的だった。彼らと同じチームにいるのが誇らしい」と詳細には触れずに会談中の選手たちの様子について説明した。
同CEOは、スケート選手としてのワリエワを評価した上で、昨年12月に受けたドーピング検査の結果が、ROCが金メダルを獲得した翌日の2月8日に発覚したことが問題だと指摘。「彼女は並外れたスケーターで、今夜も(女子シングルで)優勝するチャンスがあると思う。でももし彼女が優勝したら、本当にフェアに勝ったのかそのプロセスを評価し、調査する必要がある」「(今大会の)多くのことが別の形でなされるべきだった。もっとも重要なのは(検査の)タイミングです。世界反ドーピング機関の規約が定めた範囲を逸脱しています」などと話した。
最後に「もし選手たちにメダルを渡すとしたら、どのような形を考えているか?」と聞かれたハーシュランドCEOは「いろんな形が検討されている」とした上で「盛大なパーティーを開くでしょう」と話したという。