<北京オリンピック(五輪):フィギュア>◇ペアSP◇18日◇首都体育館
「りくりゅう」の三浦璃来(りく、20)木原龍一(29)組(木下グループ)はSPで70・85を記録した。演技終了時点で2位につけ、19組中上位16組による19日のフリーへの進出が決まった。
団体で日本初の銅メダルに貢献した「りくりゅう」。従来にないほどペアへの注目度が高まる中、は第2組1番目で滑走。「今季はグループの最初に滑ることが多かったので慣れている」という言葉通り、「ハレルヤ」の曲に乗って落ち着いた演技を披露した。身長145センチの三浦と174センチの木原が氷上で躍動する。パートナーを頭上で投げる、見せ場の「ツイストリフト」もしっかりこなした。ジャンプに少しミスはあったが、全体的にうまくまとめた。
年齢差9歳、身長差約30センチのカップルは息もピッタリ。19年夏に三浦からの申し入れでペアを組み、カナダを拠点に練習で技を磨いてきた。新型コロナウイルスの感染拡大で実戦経験が積めず、苦しい時期を過ごしたが、二人で手を取り乗り越えてきた。
強豪ROC勢や、地元中国のスターで18年平昌五輪銀メダルの隋文静、韓聡組らが金メダルを争う。目標は日本ペア最高の14位(92年アルベールビル五輪=井上怜奈、小山朋昭組)を大きく上回る5位。3度目の五輪となった木原は「いい調子できています」と上位入賞へ自信を持っている。日本フィギュア史に新たな歴史が刻まれそうだ。