【フィギュア】エキシビションは豪華顔ぶれが自由に演技、金メダリストは優勝プログラムを披露

エキシビションオープニングセレモニーの練習中、シェルバコワ(右)から写真撮影をせがまれる羽生(撮影・垰建太)

<北京五輪知っ得!ガイド>

大会最終日の20日正午(日本時間午後1時)から、フィギュアスケートのエキシビションが行われる。

国内外の主要な競技会で全種目が終わった後、実施される演技会。ガーラ(伝統的な演舞会)とも呼ばれる。

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出演者は大会の上位入賞者ら。オリンピックの場合、男女シングル、ペア、アイスダンスで原則5位以内となった選手・組や開催国のスケーターが招待され、試合とは違う演目を披露する。今回は、団体戦のメダリストも含めて男子は8人が選出されるなど豪華な顔ぶれだ。

エンターテインメント性が高く、ジャンプや衣装の制限もない。4回転を跳ぶ選手もいれば、普段はできないバックフリップ(バック転)など自由な表現が可能だ。金メダリストはアンコールを受けて優勝プログラムを演じることが定番となっている。もちろん採点はなくショーとして楽しむ。

日本から、男子は銀メダルの鍵山優真(18=オリエンタルバイオ/星槎)と銅メダルの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)、そして4位の羽生結弦(27=ANA)が全員招かれた。女子は銅メダルの坂本花織(21=シスメックス)と5位の樋口新葉(21=明大)。ドーピング疑惑に揺れたROCのカミラ・ワリエワ(15)は状況を鑑みて招待されず、既に帰国した。【木下淳】

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