<北京オリンピック(五輪):スノーボード>◇女子ハーフパイプ予選◇9日◇雲頂スノーパーク
女子は17歳の小野光希(バートン)が2位で10日の決勝に進出。冨田せな(22=アルビレックス新潟)、るき(20=チームJWSC)姉妹も5、6位で突破した。
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女王クロエ(米国)に次ぐ堂々の予選2位通過。小雪が舞う中で力強いパフォーマンスを見せた高校3年の小野は、「1本目も2本目も、自分のやりたい滑りをクリーンに決めることができた」と言葉を弾ませた。
1回目は3位。2回目はさらに難度を上げた。高さのある横2回転半を繰り出し、板の先端をつかむテールグラブもしっかり入れた。83・75は2回目トップ。「予選なのでみんな抑えて滑っていることもあったと思う。明日はハイレベルな争いになるだろうと思っている。でもあまり考えずに、自分の滑りができれば」と、浮かれることはない。
5歳でスノーボードを始め、18、19年の世界ジュニア選手権で優勝。20年ユース五輪で金メダルを獲得するなど豊富な国際経験がある。五輪メダルを目指して1月のW杯で自己最高タイの2位に入った後はスイスで調整した。この日は大会前の練習で痛めた腰にテーピングを巻いて、痛み止めを飲んで臨んだが、不安は感じさせなかった。
北京のコースには好印象を抱いている。8日の公式練習後には「自分との相性はいいかなと思っている。壁が大きいので、結構安心してスピード出せるところが好き」。
決勝は10日。17歳11カ月でのメダル獲得となれば、10年バンクーバー五輪フィギュアスケート女子銀メダルの浅田真央(当時19歳5カ月)が持つ最年少メダル記録を更新する。金メダルなら男女を通じて冬季五輪日本勢最年少記録。若さを武器に、決勝でも思い切って滑走する。【奥岡幹浩】