【スピードスケート】マススタート男女30人出場 決勝は16人大激戦 高木菜那前回金メダル

平昌五輪 スピードスケート女子マススタート スタートでポジション取りのため密集する選手たち。中央は高木菜(2018年2月24日撮影)

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18年平昌オリンピック(五輪)で初採用された種目。男女とも最大30人が出場する。2組に分けて1回戦を行い、上位8人ずつが決勝に進出する。一斉にスタートするため、ショートトラックのように激しい位置取りがあり各選手の接近戦が魅力の1つ。1周400メートルのリンクを16周する。4周ごとの順位でポイントが加算される。つまり、4、8、12周の1~3位までにそれぞれ5、3、1点が入る。

ただし、ゴール時のポイントは1位60点、2位40点、3位20点となっており、結局、ゴールした順位でメダルの色が決まる。中間ポイントは4位以下を決めるための得点となる。

1周目はポジション取りのための加速は禁止で、2周目から激しいポジション争いが行われる。1周目に多くの選手が転倒した場合は再スタートとなる。

個人種目だが同じ国同士の選手で協力し合うこともある。風よけに使って体力を温存したり、ペースをかく乱させたりする。18年平昌五輪では1回戦で佐藤綾乃が転倒したため、決勝は高木菜那1人だった。それでも高木菜は金メダルを獲得し、初代女王になった。

高木菜には連覇の期待がかかるが、日本にとっては不安材料も。昨季は新型コロナウイルスのまん延を考慮し、国際大会の派遣を見送った。今季はマススタート種目に出場しなかったため2季連続で競技を経験していない。ぶっつけ本番でどこまで上位に食い込めるかに注目だ。

◆マススタート

・大勢の選手が一斉にスタート、レーンに関係なく滑り、順位を競う。

・決勝は16人で競う。

・1~3位はゴールした順で順位が決まる。

・4位以下は4周ごとの順位に応じて獲得するポイントの合計で決まる。