女子走り幅跳び(視覚障害T11)で、高田千明(32=ほけんの窓口)が4メートル49の日本新記録で2位になり、銀メダルを獲得した。優勝は4メートル65を跳んだデダイ(イタリア)。

 「4メートル50以上を狙っていたので最後は残念ですが、しっかり(日本)記録を残せたのはよかった。うれしいです」と高田。5回目のベストジャンプで銀メダルを確定させ、最終6回目に逆転を狙ったが、助走が乱れてファウルに終わったことを悔しがった。

 リオ・パラリンピックは4メートル45の日本新で8位入賞。今年6月の日本選手権、今月2日の関東選手権では、自らの記録を更新する4メートル47をマークしていた。「東京で金メダルを取るために、これからも大きな大会で記録を残していきたいです」。高田は3年後に向けてさらなるジャンプアップを誓った。