日本パラリンピック委員会(JPC)は東京パラリンピック開幕まで200日となった7日、都内で「チーム パラリンピック ジャパン」の発表会を開いた。

このチームは日本代表選手団やスタッフ、関係者、応援・サポートする人たちをひとつにし、社会的関心の高まりをもって東京大会の成功とその後のパラスポーツの振興や共生社会の実現へ寄与することを目的としている。「超えろ、みんなで。」というスローガンやチームマークも発表された。今後は代表選手団のポスターやウエブサイト、映像などを通じてJPCからの情報発信を強化し、自治体、スポンサー企業との連携企画なども計画していく。

全豪オープンテニスの車いすシングルスで10回目、グランドスラム通算23度回目の優勝を飾ったばかりの国枝慎吾(35)も出席し、「マークはきれいなグラフィックでモチベーションも上がる。全仏、ウインブルドンと目の前の目標をクリアしながら、東京では金メダルを目指して存分に力を発揮したい」と自国開催のパラリンピックへ決意を明かした。