日本ゴールボール協会は17日、東京パラリンピックの女子代表第2次内定選手として浦田理恵(42)と小宮正江(44=ともにアソウ・ヒューマニーセンター)の2人を発表した。

1月のフィンランド遠征の結果を受けての選考で、安定した守備力が持ち味の浦田は4大会連続、高い得点能力が特長の小宮は5大会連続の代表。ともに12年ロンドン大会で金メダルを獲得したメンバーでもある。

昨年12月に第1次内定選手として欠端瑛子(26=セガサミーホールディングス)、若杉遥(24=ALSOK)、天摩由貴(29=マイテック)が発表されており、これで5人が内定選手になった。代表は6人の予定で残る1人は3月のカナダ遠征後に選考される。

女子日本代表は現在世界ランキング4位で、開催国枠で出場する東京大会でロンドン大会以来の金メダルを目指している。

ゴールボールは視覚障がいを持つ選手が光をさえぎるゴーグルを着け、1チーム3人で鈴の入ったボールを投げ合い、防ぎ合って得点を争うパラリンピック独自の競技。