日本ボッチャ協会は3日、東京パラリンピックの代表に内定している選手の資格を1年後に延期された大会にそのまま継続すると発表した。

昨年12月の日本選手権で個人戦4クラスを制したBC1の中村拓海(21=愛徳福祉会)、BC2の広瀬隆喜(35=西尾レントオール)、BC3の河本圭亮(22=東郷町施設サービス)、BC4の江崎駿(19=法大)が代表に内定していた。代表は合計10人で、残る6人は世界ランキングなどを参考に4月末にも決定する見込みだった。

日本協会は4人の代表内定を継続し、国際ボッチャ競技連盟が東京大会の延期を受けて新たに参加基準やランキングシステムを公表後、6人の内定選手が決定するとしている。

国際連盟は3月末、新型コロナウイルス感染拡大の影響で年内のすべての国際大会を中止すると発表。これを受けた日本協会は2日までに年内に予定していた日本選手権をはじめとする主要国内大会の中止を決定していた。