ゴールボール欠端瑛子が金宣言「それ以外ない」

ゴールボール女子で東京パラリンピック日本代表に内定している欠端瑛子(27=セガサミーホールディングス)が27日、国際パラリンピック委員会(IPC)公式サイトのトップページで紹介された。

「私たちは東京で金メダルを勝ち取る決意です。それ以外の目標はあり得ません」

日本は開催国枠で出場が決まっており、欠端は3大会連続のパラリンピック代表。初出場だった12年ロンドン大会で金メダル獲得したが、連覇を狙った16年リオデジャネイロ大会ではベスト8に終わった。8年前の決勝で倒したのも、4年前の準々決勝で屈したのも、アジアのライバル中国だった。

「(リオは)悲しい大会でした。そこからもっと強くなるために頑張ってきました」

プロ野球投手としてロッテ、横浜で活躍した父光則氏(57)譲りの力強いスローが持ち味で、日本の絶対的なポイントゲッター。リオ大会後は強豪のトルコやロシアのエースのフォームを研究し、よりパワフルで正確なスローを身につけてきた。その成長に合わせるように日本の実力も中国をしのぐようになった。

リオの敗戦後、中国には18年アジアパラで2勝するなど3年余り無敗。昨年12月のアジアパシフィック選手権(千葉)では、若手をテストした1次リーグでは敗れたが、決勝で雪辱して優勝している。

「私たちはアジアで1位ですが、まだ世界1位ではありません。トップチームを倒すために、私ももっとショットを磨く必要がある。東京ではこれまでサポートしてくれた方々に恩返しするためにも世界一になります」

欠端の力強い金メダル宣言が世界中に発信された。

◆ゴールボール 視覚障がい者による対戦型チームスポーツ。1チーム3人でコートはバレーボールと同じ18×9メートル。両サイドにコート幅と同じゴール(高さ1・3メートル)がある。攻撃側は鈴の入ったボールを相手ゴールに投球し、守備側は全身を使ってセービングする。選手はボールの鈴の音や相手の足音、床のわずかな振動などを頼りに、攻撃と守備を交互に入れ替えて得点を競う。試合は前後半12分の計24分、ハーフタイムは3分。選手は視力の程度に関係なくアイシェード(目隠し)を装着してプレーする。