国際パラリンピック委員会(IPC)は10日までに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来年に延期された東京パラリンピックに向けた柔道の新たな予選方式を公式サイトで明らかにした。

視覚障がい者による柔道は男子7、女子6階級が行われる。出場権は18年9月から今年5月31日までの国際大会成績による世界ランキングで争われていたが、期間が来年5月31日まで1年延長された。

日本は18年の世界選手権の結果から男女全階級に1つずつ出場枠が与えられており、各階級の世界ランキング国内最上位者が代表に選出される。

IPCは各競技団体と検討を重ね、4月末から順次新たな予選方式を発表してきたが、今回の柔道で全22競技の改定が終わった。