パラ競泳の一ノ瀬「自分も1カ月後」入江7位に刺激

近大のパブリックビューイングで声援を送るパラリンピック競泳代表一ノ瀬メイ(右)(撮影・小杉舞)

<リオ五輪:競泳>◇8日◇男子100メートル背泳ぎ決勝

 53秒42で7位に終わった入江陵介(26=イトマン東進)の母校・近畿大学(東大阪市)ではパブリックビューイングが行われ、同大2年でパラリンピックに競泳代表として出場する一ノ瀬メイ(19)が刺激を受けた。

 一ノ瀬は「自分も1カ月後。ひとごとと思えなくて緊張した」。2大会連続で同種目のメダル獲得が期待された先輩は、結果7位に終わった。それでも200メートル背泳ぎでの本領発揮に、一ノ瀬は「すごく楽しみ」と期待した。

 自身も来月からリオでの戦いが始まる。「自分が出せる全力を出したい。全種目自己ベストを出したい」。近大では143人の後輩が声援を送った。