平沢奈古「続きたい」体操加藤ら埼玉出身活躍に刺激

リオデジャネイロ・パラリンピックに向けて意気込む(左から)上山友裕、平沢奈古(撮影・峯岸佑樹)

 山本先生、見ていてください!! リオデジャネイロ・パラリンピックのアーチェリー女子個人(車いす)に出場する平沢奈古(44=アクト・テクニカルサポート)が12日、都内で行われた記者会見に出席し、リオ五輪で活躍する“埼玉人”に刺激を受け、メダル獲得へ強い意欲を見せた。

 リオ五輪では体操男子団体で草加市出身の加藤凌平(22)が金メダル、競泳男子400メートル個人メドレーで瀬戸大也(22)が銅メダルを獲得するなど埼玉県出身者が活躍している。04年アテネ大会で銅メダルを獲得して以来、12年ぶりのパラリンピック出場となる平沢は「(メダルラッシュに)続きたい。同じ埼玉県出身で身近な人が活躍しているの見ると、良い刺激になります。いよいよだなという感じです」と意気込んだ。

 ふじみ野市出身。先天性四肢関節機能障がいで、手足が自由に使えない。「運動嫌い」で美術短大に進学したが、挫折。24歳の頃、アーチェリーに出会い、とりこになった。「以前、体験した弓道と同じような感覚で楽しかった」。アテネ大会で銅メダルを獲得したことにより「戦う意欲」を持った。健常者の大会にも出場し、多数入賞した。13年7月からは、さいたま市の教育委員も務めている。

 04年アテネ五輪アーチェリーの銀メダリストで、大宮開成高の保健体育教諭だった山本博(53=日体大教)とも親交があり、リオ大会では「第1戦目をモノにすること、射止めること」などとアドバイスを受けた。「年齢は関係ない。(山本)先生とたまに練習させてもらうだけで勉強になる。先生にも良い報告が出来たら」と、12年ぶりのメダル獲得へ強い意欲を見せた。

 会見には、パラ初出場となる上山友裕(29=三菱電機)も出席し、リオ大会では「最低でもベスト8」の目標を掲げた。