国枝慎吾9度目V、上地結衣は準優勝 車いすテニス

優勝を決めた国枝慎吾は万歳ポーズでファンの声援に応える(撮影・小堀泰男)

<車いすテニス:ジャパンオープン>◇最終日◇28日◇福岡県飯塚市・筑豊緑地テニスコート◇男女シングルス決勝

男子世界ランク1位の国枝慎吾(35=ユニクロ)が、同5位のステファン・ウデ(48=フランス)を7-6、7-5のストレートで退け、4年ぶり9回目の優勝を飾った。

第1セットをタイブレーク7-4で制した国枝は、第2セットもフォアの強打を軸にライバルを攻略し、激しいラリー戦をものにして天皇杯を手にした。

女子で7連覇を狙った世界2位の上地結衣(25=三井住友銀行)は、同1位のディーデ・デフルート(22=オランダ)に3-6、6-7で敗れ、準優勝に終わった。

大会はグランドスラムに次ぐグレードのスーパーシリーズで、世界ランク上位選手の大半が参加して開催された。