宮城11連覇 藤本「自分たちの時代」車いすバスケ

大会11連覇と果たした宮城MAXの選手たちは黄金の紙吹雪の中でガッツポーズ(撮影・小堀泰男)

<車いすバスケットボール:天皇杯日本選手権>◇最終日◇12日◇東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ◇決勝

宮城MAXが埼玉ライオンズに71-35で圧勝し、大会11連覇を達成した。

相手の固い守備をパスを多用して崩し、平成から令和にわたって王座を防衛。今大会から健常者の出場が認められたが、宮城MAXは障がい者だけで戦った。31得点でMVPに輝いた藤本怜央(35)は「障がい者スポーツは障がい者が最強であるべき。時代が変わっても自分たちの時代を変えたくなかった」と喜びを表した。