山本篤が2冠、堀越信司5000mでV パラ陸上

男子走り幅跳び(義足T63)決勝 山本篤は6回目に6メートル53をマークして優勝(撮影・小堀泰男)

<パラ陸上:日本選手権>◇第1日◇1日◇大阪・ヤンマースタジアム長居

男子走り幅跳び(義足T63)で16年リオデジャネイロ・パラリンピック、17年世界選手権ロンドン大会銀メダリストの山本篤(37=新日本住設)が6メートル53で優勝した。山本は同クラスの200メートルも26秒64で制した。

男子5000メートル(視覚障害T12)は堀越信司(30=NTT西日本)が15分39秒39で1位になった。堀越は4月のロンドン・マラソンで3位に入り、東京パラリンピック出場が確定的になっている。男子やり投げ(切断などF46)は山崎晃裕(23=順大職)が56メートル76で優勝した。

女子走り幅跳び(義足T64)は12年ロンドン、16年リオ・パラリンピック代表の高桑早生(27=NTT東日本)が5メートル24で勝った。