スイム中止のパラトライアスロン 土田和歌子が初V

<パラトライアスロンW杯東京大会>◇17日◇東京・お台場海浜公園周辺◇ラン2・5キロ、バイク20キロ、ラン5キロ

2020東京五輪・パラリンピックのテスト大会は、会場の水質悪化が明らかになったっためにスイムを中止し、全種目をランとバイクのデュアスロンに変更して行われた。

女子ではPTWC(車いす)世界ランキング2位の土田和歌子(44=八千代工業)が、59秒44で初優勝を飾った。同1位のライバル、エミリー・タップ(オーストラリア)を第2ランで再逆転し、ハイレベルなレースを制した。PTS4(運動機能障がい)の谷真海(37=サントリー)は2位、PTS2(同)の秦由加子(38=キヤノンマーケッティングジャパン・マーズフラッグ/稲毛インター)、PTVI(視覚障がい)の円尾敦子(45=日本オラクル・グンゼスポーツ)はともに5位だった。

男子ではPTS4(運動機能障がい)世界ランキング3位の宇田秀生(32=NTT東日本・NTT西日本)が59秒22で4位になった。PTWC(車いす)の木村潤平(34=ひまわり福祉会)も4位、PTS2(運動機能障がい)の中山賢史朗(29=東京ガスパイプライン)が2位、PTS5(同の佐藤圭一(40=エイベックス)は6位、梶鉄輝(19=日本写真判定)は9位だった。