浅野俊、竹守彪、加藤耕也が勝ち上がる パラ卓球

大会連覇へ連勝スタートを切った浅野俊(撮影・小堀泰男)

<パラ卓球:FIDジャパン・チャンピオンシップ>◇第1日◇12日◇神奈川県立スポーツセンター◇男女シングルス1次リーグ

知的障がいを持つ選手による日本一決定戦で、強豪が順当に勝ち上がった。

男子では昨年覇者で東京パラリンピック代表に内定している浅野俊(19=PIA)が持ち味の強打を生かして2連勝し、2組トップで13日の決勝トーナメントに進んだ。

16年リオデジャネイロ・パラに出場し、東京パラ代表にも内定している竹守彪(27=TOMAX)は3連勝で1組1位を決め、4年ぶり5度目の優勝へ好スタートを切った。来年5月の東京パラ世界予選トーナメント(スロベニア)を目指す加藤耕也(27=あいおいニッセイ同和損保)も2連勝で勝ち上がった。

女子でもパラ2大会連続出場を世界予選にかける伊藤槙紀(36=ひなり)が3連勝を飾り、2年連続11度目の優勝を狙う。