日本パラリンピック委員会(JPC)は19日、平昌(ピョンチャン)パラリンピックでメダルを獲得した選手に、報奨金として金300万円、銀200万円、銅100万円を贈ると発表した。

 当初は金150万円、銀100万円、銅70万円としていた。

 JPCの高橋秀文副委員長は「東京大会からこの額を贈る準備をしていたが、今回の大活躍を東京につなげるため、早めることになった」と増額の理由を説明した。JPCの上部団体に当たる日本障がい者スポーツ協会の協賛金収入の増加が財源となった。

 今大会で金1、銀2、銅2を獲得した村岡桃佳(早大)は合計900万円が授与される。「(チェアスキーで)テストしたいこともある。競技に関することに貪欲に費やしたい」と話した。

 五輪のメダリストには、日本オリンピック委員会(JOC)から金500万円、銀200万円、銅100万円が贈られる。