<リオ・パラリンピック:ボッチャ>◇12日◇混合団体(脳性まひなど)
世界ランク7位のボッチャ日本代表(脳性まひ)が決勝で同1位のタイに4-9で敗れ、日本第1号の金メダルはならなかった。
第1エンドこそ1-0と先行したが、第2エンド以降はタイの正確な投球術になすすべがなかった。エース広瀬の転がさずに球に直接当てる魔球「ロビングボール」もミスが続いた。試合終了後、選手に涙はなかった。「完全燃焼しました。こんなに重いメダルは始めて」と広瀬は銀メダルに満足だった。
攻撃派の広瀬と頭脳派の杉村の“2トップ”がチームを成長させた。ライバルだが、ロンドン大会以降は時間を共有。ボールを投じる左腕の制球力を高めるために体幹やチューブトレーニングに励んだ。今年6月の世界大会で団体戦で優勝し、信頼関係も深まった。「次の夢はボッチャブームがきて、東京大会を迎えること。このメンバーで残りの色を取りにいく」と広瀬は新たな夢を語った。