フランスのレキップ紙は、26日(日本時間27日)のパリオリンピック(五輪)開会式について、ロシア政府が酷評したと伝えている。
一夜明けた27日になり、同紙は「ロシア政府内では、開会式は(全く)評価されなかった」とし、次のように書いている。
「当然のことながら、ロシアの高官たちは、2024年パリ五輪開会式を好まなかった。(SNS)テレグラムでは、外務省のスポークマン、マリア・ザハロワ氏が憤慨して批判した」
「ザハロワ氏は、国際メディアが称賛した開会式が気に入らなかったようだ。テレグラムで彼女は、箇条書きの11のポイントと10枚の写真を添えて、特に憤慨した長文の批評を投稿した」
レキップ紙が伝えた詳細ポイントは以下の通り。
・ばかげた野外開会式は、主催者が雲よけも小さな屋根も用意しなかったため、観客を何時間もどしゃ降りの雨の中に座らせた。
・雨の中、何とか席に着いた人たちは、観客席の配置の関係で何も見えなかったため、立ち去らざるを得なかった。
・欧米メディアはソチ五輪では、ロシアに野良犬がいるといって嫌った。パリでは、彼らは街路にあふれるようにいるネズミに微笑んでいる。
・街の中心部はホームレスの居住地になっている。
・オリンピックの聖火は、麻薬中毒のラッパー、スヌープ・ドッグが運んだ。
・オリンピックのメインのショーのひとつは、キリスト教徒にとって神聖なテーマである最後の晩餐のLGBTパロディだった。
一方的なロシア側の主張ではあるが、かなり辛辣で、差別的ともいえる反応だともいえるだけに、問題となる可能性もありそうだ。
(松本愛香通信員)