【体操】「何という1枚」「歴史に残る1枚」メダルセレモニーで心温まる名シーン、スポーツっていいな

体操女子種目別床運動 表彰式で銀メダルのシモーヌ・バイルズ、銅メダルのジョーダン・チャイルズ(ともに米国)に祝福される金メダルのレベカ・アンドラデ(ブラジル)(ロイター)

<パリオリンピック(五輪):体操>◇5日◇女子種目別床運動決勝◇ベルシー・アリーナ

体操競技の最後を締めくくった女子種目別床運動のメダルセレモニーで、ライバル同士の印象的なシーンがあった。

レベカ・アンドラデ(ブラジル)が14・166点で制した。今大会は個人総合と跳馬で2位、団体総合3位と、シモーン・バイルス(米国)の後塵(こうじん)を拝していたが、ついに表彰台の最も高いところに立った。バイルスが銀、ジョーダン・チャイルズが銅と米国勢が続いた。

メダルセレモニーで3人目、アンドラデが名前を呼ばれる。表彰台の最も高い位置に上がろうとすると、両隣のバイルス、チャイルズが、姿勢を低くしてひざまずき、両手をあおるようなしぐさで、女王を迎え入れた。アンドラデも笑顔で2人と手をつなぎ、3人がひとつになった。

ライバルに対する敬意、リスペクト。これこそが、力の限り戦ったライバル同士の素晴らしい関係ともいえるシーン。この場面をとらえた1枚がSNS上で世界中に拡散した。

「何という1枚」「歴史に残る1枚」などと投稿が続き、世界中の人たちの心に、名シーンとして刻み込まれたようだ。