【ホッケー】ドイツの壁…男子バレー、バスケに続き シュート数も4対25と圧倒される

日本対ドイツ 第3Q、激しく競り合う尾本(左)(撮影・垰建太)

<パリオリンピック(五輪):ホッケー・ドイツ2-0日本>◇28日◇女子1次リーグA組第1戦◇イブドゥ・マノワール競技場

【パリ28日=藤塚大輔】世界ランキング10位で6大会連続出場の日本が、同3位のドイツに完封負けした。1次リーグA組初戦を0-2で落とし、五輪で10連敗となった。永井友理主将(32)やGK中村瑛香(28)らが必死の守りを見せたが、攻撃の糸口をつかめなかった。今大会で日本の団体球技がドイツに敗れるのは、バレー男子、バスケットボール男子に続いて3度目。次戦は12年ロンドン大会以来の白星を目指し、29日に同8位の中国に挑む。

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日本は、防戦一方の展開となり、ゴールを決めることはできなかった。シュート数は、ドイツの25に対して日本は4。主将の永井友は「最後まで相手に食らいつけたのは収穫だが、攻め切れなかったことが敗因」と唇をかんだ。

第1クオーター(Q)で先制を許すと、以降も自陣に攻め込まれ続けた。GK中村は必死のセーブを見せ、FW鳥山やMF田中が倒れ込みながらゴールに迫るも、少ないチャンスを物にできず。1月の五輪最終予選で1-1と引き分けた相手に対し、0-2で完封された。

ただ、諦めない姿勢は貫いた。第4Qで手痛い2失点目を喫した直後には、円陣を組み「大丈夫だよ」「点取りにいこう」と前向きな言葉をかけ合った。残り時間は約4分。逆転は厳しい状況でも絶望はしなかった。永井友も「すぐに次は何をやるのかを考えていた。みんなが勇気を持ってできた」。目標のベスト8進出に向けて、厳しい現実を突きつけられた。それでもロンドン五輪以来の白星へ「1人1人が頑張っちゃうチームだとやっぱり勝てない。チームが1つになって、全員が同じ方向を向いていきたい」と見据えた。