<パリオリンピック(五輪):柔道>◇31日◇女子70キロ級◇シャンドマルス・アリーナ
初出場の新添左季(27=自衛隊)が敗者復活戦で敗れ、銅メダル獲得はならなかった。
アイ・ツノダ(スペイン)との対戦は、4分間の本戦で決着が付かず、突入したゴールデンスコア方式の延長戦では指導の累積が3つとなり、一本負け。3位決定戦に回れなかった。この階級の日本勢3連覇はなくなり、3大会ぶりにメダルを逃した。
試合後は涙ながらにインタビューに応じた。
「(内定後)1年間本当に毎日苦しくて、金メダルを取るために頑張ろうと思っていたが、取れなくて、もう、情けない気持ちでいっぱい。出ている選手はいつもの国際大会とあまり変わりのない顔ぶれだが、それでも勝てなかったのは、本番で自分の力を発揮する、優勝するという気持ちが、みんなより負けていたのかもしれない。五輪は夢の舞台だったので、思うような結果ではなかったが、今後の自分のために、次に向けて頑張りたい」
準々決勝で東京五輪銅メダリストのサンエ・ファンダイク(オランダ)に優勢負けし、敗者復活戦に回っていた。
23年世界選手権を制し、世界女王として臨んだ初の五輪は、ほろ苦い結果に終わった。
27日に日本をたつ羽田空港では、「やり残すことがないくらいに練習した。練習通りの力を出せれば金メダルは取れる」と自信を示していた。6月下旬に捻挫した右足首について「万全の状態なので100%の力を出したい」と話していた。
70キロ級は16年リオデジャネイロ大会では田知本遥、21年東京大会では新井千鶴が金メダルを獲得していた。