【柔道】村尾三四郎、銀メダルに悔し涙「投げた手応えあった」ロサンゼルス五輪で「次こそ金」

パリ五輪 男子90キロ級決勝 ラシャ・ベカウリ(中央)に敗れ、ひざに手をつき、悔しがる村尾三四郎(撮影・PNP)

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇7月31日(日本時間8月1日)◇男子90キロ級◇決勝◇シャンドマルス・アリーナ

【パリ=木下淳】「令和の三四郎」村尾三四郎(23=JESグループ)が、初出場の銀メダルを悔しがった。決勝で前回21年の東京五輪王者ラシャ・ベカウリ(24=ジョージア)に逆転負け。表彰式後のメダリスト会見では、次回28年ロサンゼルス五輪について聞かれ「ロスを目指します。五輪の借りを返して金メダルを取りたいという思いです」と宣言した。

試合は、同じ2000年生まれのベカウリに対し、村尾が先に大内刈りや内股で攻める展開。密着する相手に谷落としを仕掛け、技ありを奪った。しかしポイントを先行しながら、すくい投げで追いつかれる。残り4秒で技を掛け合った際に相手の小内刈りが決まって力尽きた。

今後もライバル関係が長く続くであろうベカウリに五輪2連覇を許した。

取材エリアでは「5歳から柔道を初めて金メダルを目指してきて、わずかのところで逃したので、本当に悔しい。ガッカリしています」。

ポイントがあったのではないか、と物議を醸している内股については「手応えはもちろんあったんですけど…」。一方で「余裕がないというか、本当にギリギリのところでやっていたので、少し勝ち急いでしまった」と悔やみ切れない様子だった。