<パリオリンピック(五輪):柔道>◇2日◇男子100キロ超級◇決勝◇シャンドマルス・アリーナ
ロンドン、リオデジャネイロ両五輪金メダリストの35歳のテディ・リネール(フランス)が2大会ぶり3度目の金メダルを獲得した。今年5月の世界選手権王者キム・ミンジョン(23=韓国)との決勝。右手で奥襟をつかむと、体格差を生かして豪快な払い腰で投げきり、一本勝ちを収めた。東京大会で3連覇を逃していたが、母国で金メダルを取り戻した。
会場に集結した約6900人の観衆に向けて右腕を高く突き上げ、ガッツポーズをつくった。応援に駆けつけていたフランスのマクロン大統領とも抱擁し、ガッチリ握手。ここまでパリ五輪の柔道競技でゼロだったフランスに金メダルをもたらした。
2回戦で、マゴメドマル・マゴメドマロフ(UAE)と激突し、ゴールデンスコア(延長戦)の末、支え釣り込み足などで果敢に攻め続け、指導3つを誘って反則勝ち。準々決勝ではグラム・ツシシビリ(ジョージア)を撃破。試合後に相手選手から蹴りを入れられて乱闘寸前となっていたものの、ホームの歓声をパワーに変え、勢いづいていた。準決勝では1分43秒、大外刈りでテムル・ラヒモフ(タジキスタン)に一本勝ちを収めた。