【柔道】まとめ「魔の6秒」「不明な反則」「股間蹴り」「確定ガチャ」迷場面と疑惑満載に沸く

男子60キロ級2回戦でガリゴスに抑え込まれる永山(撮影・パオロ・ヌッチ)

パリオリンピック(五輪)の柔道が終了した。日本は男女合わせて金3個、銀2個、銅3個を獲得した。試合ではSNS上をにぎわす“迷”場面、物議を醸す判定が多く見られた。

 

◆魔の6秒(7月27日、男子60キロ級) 永山竜樹が準々決勝でガリゴスと対戦。ガリゴスの絞め技をこらえていたところ主審の「待て」がかかり、永山が力を緩めた。だが、相手が絞め技をかけ続けたことで気を失って一本負け。握手を拒否して抗議したが、判定は覆らず。ユーザーからはガリゴスに「殺人未遂でしょ」との声があがった。その後、選手村で2人は和解したが、審判の「待て」を巡っては、後味の悪さが残った。

 

◆詩の号泣(7月28日、女子52キロ級)連覇を狙った阿部詩がまさかの2回戦敗退。ケルディヨロワに一本負けした。畳を降りた直後に号泣しながら崩れ落ちると、しばらく落ち動けなくなった。SNS上には「泣きたいときは泣けばいい。今度はうれしなき」となぐさめの投稿の一方、「ギャン泣きの柔道家は恥ずかしい」と心ない声も。

 

◆首かしげる判定負け(7月29日、男子73キロ級)橋本壮市とジョアンの準々決勝は延長戦に突入。橋本は組み手を故意に切ったという指導を延長で2度受け、計3度の指導で反則負け。序盤から果敢に技を仕掛けていただけに、SNSは「やっぱ今回の審判団おかしくね?」「えー、橋本さんの方が攻めてたのに」。

 

◆五輪HPに「不明な反則」(8月1日、女子78キロ級)高山莉加は準々決勝で世界女王のワーグナーに反則負け。その際、高山が受けた3つ目の指導が話題になった。五輪公式データ提供サービスの表記は「Undetermined(不明)」、五輪公式HPでは「不明な反則」とされた。SNS上は「選手の4年間をなんだと思っているんだ」「審判制度そのものの改革が必要」と批判の嵐。

 

◆腹いせの股間蹴り(8月2日、男子100キロ級)準々決勝でフランスのリネールとジョージアのツシシビリが対戦。ツシシビリは一本負けした後、畳の上で横になったまま、立っていたリネールの股間目がけて右足を伸ばした。このため失格に。ただ、相手をあおるようなリネールのしぐさもあり、SNSには「ツシシビリとリネールの幼稚な争い」「どちらも今すぐ柔道辞めて格闘技にでも転身してくれ」とあきれ気味の投稿も。ツツシビリは混合団体戦の出場停止処分が下され、さらに重い処分が検討されることになった。

 

◆リネール確定ガチャ(8月3日、混合団体戦)日本はフランスに決勝で敗れた。3勝3敗で並び、ルーレットで選ばれた階級の代表戦に勝敗が持ち込まれた。決まったのは男子90キロ超級で、フランスの英雄リネールと斉藤立が対戦。リネールが延長で一本勝ちした。地元の英雄が締めくくる結末に「いんちきルーレット」「抽選のこのヤラセ感」とSNS上に多くの投稿。