<パラリンピック・パリ大会:開会式>◇28日(日本時間29日)◇フランス・コンコルド広場
第17回夏季パラリンピック・パリ大会が、開幕した。大会モットーは「Games wide open(完全に開放された大会)」で、パリ市中心部の凱旋(がいせん)門からシャンゼリゼ通り、フランス革命の舞台となったコンコルド広場で行われた。史上最多の167の国と地域が参加した。
パラリンピック開会式がスタジアムではなく、野外で開かれたのは初めて。パラリンピックは1960年(昭35)に第1回大会が開催された。パラリンピックとオリンピックが同じ都市に開催されたのは、88年ソウル大会から。
フランス芸術監督のトーマス・ジョリ氏とスウェーデン芸術家アレクサンドロ・エクマン氏が開会式の演出を担当。メイン会場のコンコルド広場に設けられたステージでは、車いすのダンサーなどを含む約150人がダンスで会場を盛り上げた。
日本は76番目に登場した。旗手を務めた陸上の石山大輝、競泳の西田杏らが笑顔で手を振った。129番目に登場した難民チーム、157番目のウクライナが登場した際は、招待客全員が立って拍手を送った。開催国フランスは、シャンソンの代表曲「オー・シャンゼリゼ」が流れた。
フランスのマクロン大統領が開会を宣言し、フランスのパラリンピックの英雄5人が聖火に点火した。
ウクライナへの侵攻により、ロシアとベラルーシは出場できず、両国選手は「中立パラリンピック選手団(NPA)」として、ロシア約90人、ベラルーシ8人が参加する。北朝鮮は選手団を派遣しなかった。