パリ・パラリンピック男子シッティングバレーボールのイラン代表モルテザ・メヘルザード(36)にようやくベッドが届いた。身長246センチで、これまでは選手村に合うサイズがなく床で寝ていたという。2日までに海外の多くのメディアから取り上げられてきたが、米CNNが3日、「モジュール式(既存のものをつなぎ合わせる方法)のベッドを提供された。もう床で寝なくて済む」と伝えた。
メヘルザードは、現在世界で2番目の長身とされ(1位はトルコのスルタン・コーセン氏で252・3センチ)、オリンピックとパラリンピックの歴代出場選手の中で最も身長が高い。10代の時に自転車事故で骨盤を骨折して右足の成長が止まったため歩行が難しくなり、今はつえ、または車椅子を使って生活する。
座って腕を伸ばした時の最高到達点は6フィート(182・8センチ)。イランはパラリンピックでは16年リオデジャネイロ大会、21年東京大会と2大会連続で金メダルを獲得しており、今回3連覇を狙っている。イラン代表のハディ・レザエイガルカニ・ヘッドコーチは「東京大会では特別なベッドが用意されたが、パリでは用意されていない。床で寝ることになるだろう」と話していたが、ようやくベッドで眠れるようになった。