【自転車】20年世界女王・東京五輪銀の梶原悠未17位、3種目までの出遅れ響く 女子オムニアム

自転車トラック女子オムニアム、ポイントレースを終え引き揚げる梶原(中央)(撮影・垰建太)

<パリオリンピック(五輪):自転車/トラック>◇11日◇女子オムニアム◇サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム

【サンカンタンアンイブリーヌ(フランス)11日=木下淳】日本勢16年ぶりに決勝の舞台に立った中野慎詞(25=日本競輪選手会)は、最終4コーナーで落車し、棄権となった。最終順位は4位タイだった。また、太田海也(25=同)は準決勝で失格となった。日本発祥の種目で、史上初の金メダルに挑んだがあと1歩及ばなかった。

中野のレースは、抽選でペーサー(誘導)の後ろとなる先頭からスタート。道中は2番手と絶好の位置を確保し、最後は3番手争いとなっていたが、最終4コーナーでサロム(マレーシア)と接触し落車、無念の棄権となった。

関係者によると、落車で左鎖骨を骨折しており帰国後に手術を行うという。

◆オムニアムとは

中距離4種目を行い、最終的に獲得ポイント(P)順に順位が決められる。

(1)スクラッチ トラックで行う個人ロードレース。先頭を入れ替わる駆け引きをしながら女子は30周で順位を争う。1位ゴールで40P、2位38P、3位36P…と与えられる。

(2)テンポレース 1周ごと1位通過すると1点、周回遅れにすると20点が加算。この種目での得点順に1位40P、2位38P…、3位36P…と与えられる。

(3)エリミネーション 規定周回ごとに最後尾の選手から脱落していく。残り2人になるとスプリント勝負になる。残った順から1位40P、2位に38P…と与えられる。

(4)ポイントレース (1)~(3)で獲得した合計Pを持って争う、最後のレース。10周ごとの1位通過に5P、2位に3P点、3位に2P点、4位に1Pが加算。最終周回は倍。5位通過以降のP加算はできないが、周回遅れにすると20Pの大量得点が得られ、逆転も可能となる。