「無課金おじさん」の話題は世界に広がりを見せている。英メディア「BBC」が、パリオリンピック(五輪)・射撃混合エアピストルの銀メダリストで、その装備のシンプルさから「無課金おじさん」と一躍時の人になったトルコのユスフ・ディケチュ(51)を特集した。
BBCでは、ディケチュを「トルコ人シューターのユスフ・ディケチュは、射撃をしない方の手をポケットにさりげなく入れた無表情なポーズは、ソーシャルメディア上で嵐を巻き起こした」「ハイテク装備は身につけず、シンプルな黄色の耳栓と普通の眼鏡をかけた」と紹介。その上でディケチュのコメントを記している。
「あの瞬間、みんなは僕がとても冷静に見えたと言うけど、実は僕の中では嵐が吹き荒れていた」「私の射撃ポーズは、オリンピック精神をよく表していたと思います。だから注目された」。
BBCでは、他競技のアスリートもディケチュの射撃ポーズを模倣しているトレンドを紹介。
スウェーデンの棒高跳び金メダリスト、デュプランティスが世界記録を更新した際に披露。そのほか、サッカーのトルコ代表MFイルファン・ジャン・カフベジ(フェネルバフチェ)が、欧州チャンピオンズリーグ予選のリール戦でゴールを決めた際、射撃ポーズでゴールを祝福した。ディケチュも自身のX(旧ツイッター)で、他競技の選手が射撃ポーズをする写真をポストしている。
ディケチュはBBCの取材に、28年のロサンゼルス五輪で、金メダル獲得の目標を掲げた。「ロサンゼルス大会では、パートナーと一緒に金メダルを取るつもりだ。私は2028年までしか金メダルを貸していない」と締めくくっている。